幸田弘子先生の朗読を鑑賞します。
宮澤賢治の「蜘蛛となめくじと狸」です。
これは、2014年4月6日、藤沢でのプライベートな会での録音です。雑音もありますが、会場の雰囲気をご堪能ください。
樋口一葉の作品やや源氏物語の朗読で有名な幸田弘子先生でしたが、晩年はこのような破天荒な物語にも取り組まれておられました。お客様を楽しませようとなさる気持ちが溢れています。
コロナ禍がなかったら、これを舞台にかける準備をされていました。その舞台が実現しないまま、亡くなってしまいました。残念です。
この録音は30名ばかりを前にしたプライベートな会での録音のため、雑音があったり、笑い声があったりしますが、幸田先生の「聞き手とつくる朗読」の雰囲気がおわかりいただけると思います。
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幸田先生の朗読は素晴らしかった!
本ブログを通して、幸田先生の朗読の魅力の一端をおわかりいただけたでしょうか。
今回をもって、「幸田弘子先生の朗読についての管理人のブログ」を一旦休会といたします。また、埋もれていた録音など発掘されましたら、再開いたします。
ありがとうございました。